こんにちは。東京湾岸びよりのおかともです。
猫にも予防が大切な、フィラリア、ノミ、ダニ予防について書きたいと思います。
猫にもノミ・ダニ・フィラリア・マダニ予防って必要なの?
私自身がずっと思っていました。外飼いの猫じゃないし、完全室内飼いしているし。動物病院でも特にすすめられたことはありません。犬のことでしょって。ただ調べれば調べるほど必要だと感じます。
ノミ、ダニは怖い。人にも感染します
- ノミ、ダニは犬や猫に寄生して血を吸い、皮膚炎やアレルギー症状を引き起こします
- 感染症の媒介します
- 動物の間で皮膚被毛が接触することで、伝染していきます
- 人に感染する病気もあります。ライム病はマダニが原因で、人に感染すると皮膚が赤くはれたり、関節炎、神経過敏になることもあります
- マダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスにかかると死に至る危険性があります(恐ろしい致死率の高さです)
- 猫のフケや脱毛の原因が寄生虫によるものの場合もあります
- 猫のノミアレルギー性皮膚炎や寄生虫の原因となるノミは猫の天敵とも言われています
ご存じでしたか?ノミは1匹見つかれば、100匹います!
そして、1匹で一生に2000個の卵を産み落とします。ヒー恐ろしい!そして、特に5月~10月がノミの繁殖期と言われ、要注意期間です
ノミが寄生しているかもチェックリスト
- 猫が頻繁に後肢で体をかいている
- 体のあちこちを咬んでいる
- 猫がいた場所に胡麻のような黒い粒が落ちている
- 毛をかき分けたときに黒い粒が見える
まずはノミ取りブラシを使ってチェックするのもあり
見つかると、黒いノミがすくいとれます。我が家もノミ取りブラシ買ってみました。幸いにもノミはいませんでした。
ノミの駆除方法
もしも、ノミが見つかったら、至急 猫用のノミダニの駆除剤を使用しましょう。(後述でスポットタイプをご紹介しています)
動物病院でも、もちろん対応して下さいます。
お部屋のノミダニ退治
ノミが見つかったら、
- 猫だけでなく、お部屋、おうち全体を徹底的に掃除機でお掃除しましょう。
- 万一見つかっていなくても、普段から掃除機をかけ、日頃から清潔を保ちましょう。
- ホコリはノミの温床となります。換毛期は特に念入りに行いましょう。
猫にはブラッシングをマメに行いましょう
ブラッシングの効果
- 体を清潔に保ち、コミュニケーション手段になる
- 異常個所の早期発見にも繋がる
- 猫が毛玉を飲み込むことのないように、特に換毛期は念入りにブラッシングをしてあげる
- 長毛種の子などはわきの下やお腹など毛玉ができやすいので(毛玉は汚れやノミがたまりやすく不衛生)
オススメのブラシ
こちらのトレルンダ君は、シリコン製で皮膚を傷めることがありません。安全で、そして、猫も大好きでよく取れますし、マッサージにもなって、とってもオススメです。我が家はこのブラシを見せるだけで飛んでくるようになりました。
また余談ですが、うちの猫は短毛種です。一匹はダブルコートなので毛がみっしりです。一時期、当初原因不明で体調を大きく崩したことがありました。体調が回復する直前に、嘔吐物と一緒に、毛が硬くクッチャクチャになった毛玉が出てきました。毛球症だったと今になると思います。当時は食事も全く食べなくなり、嘔吐続き。死を覚悟したくらいです。あなどるなかれです。
実際のところ、猫にノミ・ダニ予防されている方は分かれています
予防している方の主な理由
- 犬と猫を一緒に飼っているから
- 油断すると夏場にノミがつくから
- 以前ノミが大発生して大変なことになったから
- マンションの低層階や一軒家で、虫の活動が活発になる夏には必要だから
- お散歩に連れて行くことがあるから
- 多頭飼いで特に新入りさんが入ってくるとノミを連れてくることがあるから
- 室内飼いでも、人が媒介して連れてくることがあるから
予防されていない方の主な理由
- 薬負けするのでしていない
- 今まで気にしたことがなかった
- 駆除剤があまり猫に良くないと聞いたことがあるから
ノミ・ダニ予防薬を行う頻度とどこで行うか
おおよそ1カ月に1度とされています。定期的な投薬が必要です。
飼い主の責任で、もう少し期間をおいてされている方もいらっしゃるようです。わんちゃんの場合、動物病院などでトリミングやシャンプーなどに合わせたりして一緒に予防薬を頼まれている方も多く目にしますよね。
猫って、基本的には病気でないと動物病院にはあまり行かないので、1ヶ月に1度、定期的に毎回通院して行ってもらうのは、金銭的にも、猫ちゃんのストレスを考えても、難しいと思うので、処方してもらえるようならば、自宅でしてあげるのが良さそうですね。
ノミ・ダニ予防薬の種類
お薬自体は動物病院で処方してもらうタイプのものと、ホームセンターやペット用品店で購入できるタイプのものがあります。
ただし、ホームセンターやペット用品店の場合は、動物病院のものと内容物が異なり、あまり効かないとの口コミも多いです。
おすすめのノミ・ダニ予防薬は?
ブロードライン
レボリューション
です。
ブロードラインとレボリューションの共通した点
- 首元に垂らして使う、スポットタイプ
- ノミ、フィラリア、回虫に効く
- 効果が1ヶ月持続する
ブロードラインとレボリューションの違い
ブロードライン・・・4つの有効成分、マダニに効く、回虫と条虫に効く、耳ヒゼンダニや疥癬には効かない
レボリューション・・・1つの有効成分、回虫のみに効く、マダニには効かないが、耳ヒゼンダニは効き、疥癬にも効果あり
薬価としては、ブロードラインの方がやや高価のようです
動物病院取り扱いのものを個人が購入する場合
ネット購入が最適のようです。私が今回探し出したサイトですが、参考までにご紹介します
うさパラ
うさパラの公式サイトから購入しました。うさぱらパラって?
正規品を海外から個人輸入するという形態をとっているショップです。ブロードライン、レボリューションともに、正規品かつ安価に購入することが出来ます。
うさパラさんで購入した際、おおよそ2週間以内で商品は無事に届きました。発送連絡は購入の翌日にはありました。最終的に自宅へは郵便局からの配達となります。
その他、調べてみると医薬品も取り扱いがあります。我が家の1匹の猫は、間もなく保険会社から契約を打ち切られてしまうため、処方薬を試しに調べてみたところ、1種類は該当がありました。
保険がきかなくなったら、こちらから購入するということも検討しようと思っています。
購入時の注意点
- 「猫用」を確認
- 体重によって種類があります。適応体重の商品か確認
- 入数が3個、6個などあります。確認しましょう
うさパラから購入した レボリューションEU版
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6回分入っているものを購入しました。
滴下の方法
滴下の時間帯ですが、もしも猫ちゃんと一緒のお布団などに寝ている場合などは、滴下後しばらくは乾かずに濡れたような状態になっていますので、午前中などに行うのがいいかと思います。
- パッケージを開けて、中身を取り出す
- キャップをグッと根元に押して、薬剤が出るようにします
- 猫の首筋、肩甲骨の間の被毛をかき分けて、皮膚が見えるようにします
- 3の皮膚の場所に、薬剤の全量を滴下します
滴下の位置
首筋、肩甲骨の間です。舐めようとしても舐められない位置にするのがポイントです
被毛をしっかりかきわけて、皮膚に滴下します
(イヤイヤし出したので、うちの子はエリザベスカラーをしてもらいました。)
まとめ
猫へのノミ・ダニ・フィラリア予防は、シーズン中は室内飼いの猫と言えども、人からの持ち込みで感染することもあるので行いたいものです。
最初は動物病院で薬に問題ないか判断してもいいかもしれません。その後は、ご自宅でも行うことが出来ます。
猫へのノミ・ダニ・フィラリア予防について、少し理解が進みましたでしょうか。ノミダニ予防の薬剤にも種類や違いがあります。
参考になればありがたいです。
最後までお読み下さりありがとうございました。