こんにちは。東京湾岸びよりのおかともです。
今回は我が家の猫の便秘対策について書いてみようと思います。
我が家の猫の便秘対策
猫の便秘の判断
そもそも猫の便秘の判断ってどうされていますか?
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排便の回数→毎日排便しているか
-
排便時に痛がっていないかどうか
便秘しやすい猫
人間だと女性が多いイメージですが、オス猫の方が割合が多いそうです。
その他、肥満猫、高齢猫、腎臓病の猫などは便秘の症状が多いそう。
我が家の12歳になる「オス・ぽっちゃり・腎臓病」と三拍子整っている猫も便秘に悩んでいます。
便秘の症状
- 何度もトイレで気張るけれど便がなかなか出ない
- コロっとした小さく硬いウンチが出る
- 腹部に痛みがある
- 嘔吐や食欲不振
- 元気消失
- 体重減少
便秘を放置すると
- 便が体内にとどまり続けてしまう
- 嘔吐
- 食欲低下
- 元気がなくなる
- 放置し続けると、巨大結腸症になってしまうことも
我が家の猫の便秘症状
うちは、トイレの様子を観察すると、トイレで気張っているのに出なかったり、出ても硬く小さなコロコロウンチが出口を塞いでしまうようでした。一度それが出てくればあとは解消されるのですが…
気張りすぎて、トイレ後に液体を嘔吐することが頻繁に起こりました。
朝方に便意を催すようで、気張った後に嘔吐してしまいます。
獣医さんによると腎臓病猫ではあることですよと言われました。
我が家の具体的な対策
便秘対策として我が家で取り組んでいる(いた)ことを紹介します
フードの一部に腸内バイオームを取り入れてみる
ヒルズから出ている療法食フード「腸内バイオーム」を腎臓用の療法食に混ぜてみることにしました。
腸内バイオームは、規則的な排便と、消火器をサポートするためのフードで、腸内フローラを育むブレンドになっています。
うちの下の子は逆にウンチが緩くなることがあったのですが、この腸内バイオームをあげてから調子が良くなりました。
獣医さんに相談したところ、値段が高いけれど、とてもいいフードだよとお墨付きをもらっているので、あげ続けています。
ただ、このフード単体だけでは食いつきが我が家ではあまり良くないです。
潤滑性下剤の流動性パラフィンを処方してもらう
獣医さんに便秘の相談をして、真っ先に処方されたのがパラフィンです。
市販品だと、ラキサトーンになるかと思います。
我が家はパラフィン入りのボトルを処方されたので、注射器で適量吸って、フードに混ぜるか、直接口内へと言われました。
ウンチが緩くなりすぎたら、量を少なくするという感じです。
このパラフィンは、潤滑性下剤というように、ウンチが出やすいようにツルっとした膜をはってくれるようなイメージです。
早速フードに混ぜたのですが、、無色・無味・無臭だというのに、オイルのようなドロッと感が嫌なのか、すぐに変なものが混ざっていると一切フードを食べず…失敗。
口内に直接入れるにも、相当なストレスと、ドロッと感で気持ち悪くなるんじゃという飼い主の想像が広がってしまい、、あげづらくなってしまいました。
膨張性下剤のサイリウム(オオバコ)パウダーをフードに混ぜてみる
現在、はじめたのはコチラ。天然のサイリウム(オオバコ)のパウダーをフードに混ぜる方法です。取り入れてから10日間ほど経過しました。
東京猫医療センターの服部幸先生が、愛猫に実際に取り入れられていると知りました。サイリウムパウダーは水分を吸収し、大きく膨らみます。
サイリウムは調べてみると、食物繊維が多く、低糖質でダイエットに最適ということで、サイリウムパウダーから作られた「サイリウムわらび餅」というものも話題になっていると知りました。
そんなんで、愛猫と一緒に私も朝のヨーグルトに混ぜ合わせて食べ始めています。
こちらのサイリウムは細かなフレーク状になっています。そしてボトルはとっても大きいです。水分を一緒に多くとるのがポイントだそうで、服部幸先生は、サイリウムパウダーの上に、缶詰をあけて、缶詰をゆすいだお水をフードボウルに入れてシャバシャバ状態であげていました。
うちはシャバシャバでは食べてくれないので、ウェットフードに混ぜてあげています。ただ、食事の前後にも病気柄とても多く飲水するので大丈夫かなと思っています。
お腹 のの字マッサージ
人間と同じように、お腹に「のの字マッサージ」をしはじめました。
お腹で”のの字”を描くようにゆっくりマッサージしていきます。
これが、結構気持ち良さそうなんです。そして、それ以上に、触り心地が良いのと、ゴロゴロ音が癒しになって人間が倍癒されちゃいます(笑)
効果のほどは
対策の2番目のパラフィンは、前述のとおり現在中断したままです。
腸内バイオーム、サイリウムパウダー、のの字マッサージは続けています。
ウンチは2日に一回、気張りに気張って硬い小さいウンチのあと大量に出て、その後嘔吐という流れが頻発していたのですが、最近は、1日に1回か、1日半に1回程度出るようになり、硬い小さいウンチで辛そうなのが解消されてきているかなと感じます。
もう少し長いスパンで経過を見ていきたいと思います。
便秘が続くと、食欲や元気がなくなり、ストレスもたまり、便が詰まってしまうと大変なことになってしまいます。日頃からの観察と猫ちゃんに合わせた対策を試行錯誤して健康でいてもらえるように、頑張っていきたいものですね。
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